【ライブレポート】04 Limited Sazabys|『ライブホリック extra 2022』

ライブレポート

SPACE SHOWER TVとuP!!!が共同企画するライブイベント『uP!!! SPECIAL ライブホリック extra 2022』が、千葉・幕張メッセにて1月22日、23日の2日間にわたり開催された。

ライブホリックにゆかりのあるアーティストたちが集った本ライブイベントは、MCと出演者によるトークセッションが換気タイムの間に行われるなど、終始祝祭ムードに包まれていた。

今回はDay2に登場した04 Limited Sazabys、通称フォーリミの白熱したライブステージをお届けする。

『ライブホリック extra 2022』04 Limited Sazabys

『ライブホリック extra 2022』Day2も中盤に差し掛かり、日が落ちてきた夕方ごろ。GRAPEVINEからのバトンを受け、本番開始およそ10分前からリハを行う04 Limited Sazabys。本番開始前にも関わらずフロアをびっしりと埋め尽くす観客を目の前に人気曲『nem…』、『knife』をリハ仕様で披露しあっという間に観客の高揚感を誘っていく。

キャッチーで愛らしい一面と尖りきった一面の双方をリハで早々見せつけ一度ステージを後にした彼らは、「お待たせしました」と言わんばかりに本番開始の時刻に合わせて再び登場。自信みなぎる様子で堂々1曲目に選曲した『fiction』で、ド派手なギターサウンドをかき鳴らしオーディエンスの心を一斉に掴む。両足を宙に浮かせぴょんぴょんと軽快に飛び跳ねながらステージ上で舞い踊るGEN(Vo/Ba)の姿からは、今日ここで無事にライブを行えている喜びの感情が振り撒かれていた。

身体をクルクルと回しステージを広々と使い縦横無尽に行き交うRYU-TA(Ba)の動きに目を奪われた『monolith』、昨年リリースの新曲『fade』、早口な歌唱パートが印象的な『Jumper』と続けると、「今日会いに来てくれた皆さん、ありがとうございます!」とMC。初詣にまつわるエピソードトーク等で熱気の残る会場を和ませた後に披露したのは、『Kitchen』。間奏で「幕張!幕張!」とライホリ仕様にアレンジを加えるなど、オーディエンスを楽しませた。誰の心にも存在し得る憧れのヒーロー像、それすらも超えていけと鼓舞する『My HERO』を投下後、「すっかり夜になったみたいので、降らしちゃってもいいですか!」とGEN(Vo/Ba)の曲フリを合図に『midnight crusing』を披露。音楽を愛する者が様々な想いを抱きながらも集った千葉・幕張メッセのホール内にカラフルなメロディーを降らせた。

続くMCでLIVE HOLICへの想いや感謝を語った後、「皆さんとの再会を約束して、『Terminal』という曲をやります」とGEN(Vo/Ba)が口にし、『Terminal』を披露。最後に披露した『Squall』では、青々とした光に照らされるステージ上で《立ち上がり何度も 変われる 進める》とGEN(Vo/Ba)は歌っていたが、フォーリミが今日このステージで一番伝えたかったのは、コロナに屈せずありのままの姿で立ち向かい続ける、音楽そのものに向けたリスペクトなのではないか。

セットリスト

M1. fiction

M2. monolith

M3. fade

M4. Jumper

M5. Kitchen

M6. My HERO

M7. midnight crusing

M8. Terminal

M9. Squall

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